TBS「世界進出」に黄色信号か 日韓合作K-POPドラマが異例の不振、視聴率急落のワケ

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中村倫也主演

 TBSが鳴りもの入りで制作した連続ドラマ「DREAM STAGE」(金曜午後10時)が大ピンチだ。1月16日放送の第1話から平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は世帯4.4%、個人2.4%と低調な滑り出しで、1月23日放送の第2話は世帯3.4%、個人1.9%と急落している。

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 若者人気のバロメーターになっているTVerのお気に入り登録数も29.2万で、テレビ東京系日韓合作の低予算ドラマ「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(月曜深夜)の32.3万に引き離されている。TBS系金曜ドラマ枠の初回としては最低クラスの不振ぶりで“DREAM”どころか先行きに暗雲が漂っているのだ。

 そもそもどんなドラマなのか。

「世界の音楽シーンを席巻しているK-POPを題材に、世界の頂点を目指す若者たちの熾烈な競争と努力、国籍や出身を越えた仲間たちとの熱い絆を描く“K-POP版スポ根”ドラマというのがウリです。

 俳優の中村倫也(39)がK-POPの元”天才音楽プロデューサー、吾妻潤役で主演。貧乏アイドル事務所の社長役にはNHK連ドラ『虎に翼』に出演していたハ・ヨンス(35)、マネジャー役には同局系『海に眠るダイヤモンド』の池田エライザ(29)という演技巧者を起用し脇を固めています。

 ただ、肝心の中村がグローバルな音楽シーンの最前線にいるK-POPのプロデューサーにまったく見えないのが難点ですね」(エンタメ誌ライター)

 ある事件で音楽業界を追放されどん底に落ちた吾妻が、元恋人の事務所社長の強引な勧誘で、落ちこぼれ7人組ボーイズグループ・NAZE(ネイズ)に出会う。苦しみながらも共に壁を乗り越え、夢に向かって一歩一歩踏み出していく、という展開。はて、どこかで見たような……。

「2022年放送のTBS系『君の花になる』にそっくりです。こちらもボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)を成長させるストーリーで、実際に同グループは現実のライブシーンでも活躍しました。今回は3年間かけたオーディションで発掘した演技経験なしの日韓タイの新人メンバーをNAZEとしてデビューさせ、ドラマで宣伝して収益に繋げたいという思惑があるのです」(前出のテレビ誌ライター)

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