メジャー挑戦「村上宗隆」は“3年連続100敗超”「ホワイトソックス」の“救世主”になれるか 育成に定評「打撃コーチ」の指導法は「猫とネズミの追いかけっこ」

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「村上は期待されている」

 メジャーリーグ挑戦元年となる2026年は、村上宗隆(25)にとって「野球人生の分岐点」のシーズンとなりそうだ。

 村上は2年総額3400万ドル(約53億1700万円)でシカゴ・ホワイトソックスと契約した。当初は1億ドル(約154億4000万円)以上の大型契約も予想されていたが、同時期に米球界と契約した今井達也(27=3年総額5400万ドル/約84億4600万円)、岡本和真(29=4年総額6000万ドル/約93億8500万円)と比べても、年平均がもっとも低いのは村上だ。

「まだ25歳の若さで、NPB通算246本の本塁打を放った実績は評価されていましたが、『不安定さ』も秘めていました。三冠王を獲った翌23年からの3シーズンで三振率が僅かながら上がっています。28.1%から29.5%に。メジャーリーグに来れば150以上の三振を記録するのではないかと懸念されていました」(現地記者)

 しかし、東京ヤクルトの大先輩にあたる古田敦也氏(60)はドジャースの正三塁手であるマックス・マンシー(35)が村上よりも低い単年1000万ドル(約15億3000万円)で契約したことを指し、「村上は期待されている」と訴えていた。前出の現地記者もシカゴの野球ファンが歓迎ムードであることを話していた。

「ホワイトソックスは、村上の打撃フォームの改造も兼ねた育成プランがあることを明かしています。とはいえ、悠長なことは言っていられません。1年目から結果を出す必要があります」(前出・同)

 村上の指導役となるのが、今季から打撃コーチに迎えられたデレク・ショーモン氏(35)。前職はマーリンズのアシスタント打撃コーチで、伸び悩んでいた中堅選手を覚醒させたこともあるという。球団専門メディア「Sox Machine」によるインタビューでは、

「ムネ(村上)獲得の第一報は(球団からの)電話で知った。何かの作業をしていたが、すぐに手を止めて少し時間を取り、その知らせを喜んだよ」

 と笑っていたが、村上への期待を聞かれると、冷静にこう答えていた。

「トリプルAの選手がメジャーリーグに上がるのと変わらないよ。彼を過大評価したり、強調しすぎたりすることもしない。どんな選手にも調整期間が必要だから」

 NPBの3冠王も、レベルの高いメジャーリーグ投手との対戦には苦労するというわけだ。

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