「中道は脅威にあらず」の「高市電撃解散総選挙」でファースト・インパクトはどう作用するのか

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内閣支持率にどれくらい影響があるのか

 第51回衆院選は公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の超短期決戦に入った。高市早苗首相(自民党総裁)は連立を組む日本維新の会との与党で過半数(233)の確保を勝敗ラインとし、中道改革連合(以下、中道)は比較第1党を目指す。

 中道の人気、浸透度は今一つとの見方もあるが、高市官邸が重視しているのはそこではないという。

「各社の世論調査結果から衆院選を展望すると、あくまでも現時点で“自民と維新で過半数”を割ることはなさそうですが自民の単独過半数は厳しいか微妙、といったところです」

 と、政治部デスク。

「官邸が気にしていたのは、内閣支持率、解散の判断の是非、中道の浸透具合、自民党の支持率の4つのポイントですね。まず、内閣支持率は下がってはいましたが、それなりに持ちこたえているように見えます」(同)

悲観するほどではない

「26日の日本記者クラブでの党首討論会でこの点について尋ねられた高市氏は過去の例を見ても想定の範囲内で、自身の下げ幅は小さいと話し、不安はないかと聞かれると“(不安に)なりませ~ん”と明るく答えていましたね」(同)

 高市氏は内閣支持率について「2桁台(10ポイント以上)で落ちると言われるし、これまでもそうだった」とも言及した。

「支持率が気にならない首相はいません。首相の軽い口調からは、むしろ相当気にしているという本心が図らずも出てしまったようにも映りました。官邸内からは“想定よりも下がった印象だが、悲観するほどではない”との声が聞こえてきます。

 目下、解散の判断の是非については否定的な意見の方が多いというのが各社の世論調査で共通して出ています。そういった批判については、官邸はある程度想定しており、”これからも丁寧に説明を続けるしかない”というスタンスです」(同)

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