TRFリーダーのDJ KOOが“TRF全盛期”を懐古 小室哲哉に心酔し、弟子さながらに毎日押しかけメンバー入り

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 1990年代にTRFのDJ兼リーダーとして一時代を築き、近年は持ち前の明るいキャラクターを前面に出して、バラエティタレントとしても活動しているDJ KOO。25年には“DJ活動45周年記念プロジェクト”の第1弾としてガールズグループBEYOOOOONDSとのコラボレーション・シングル「最KOO DE DANCE」をリリースし、オリコンCDシングル週間ランキングにて2位で登場するなど、今ノリに乗っている。

 今回は、そんな彼がスターダムへ駆けあがったTRF時代の楽曲人気ランキングや小室哲哉との出会いについて、本人と振り返ってみた。

ひと昔前の貴重映像がサブスクで見られることに感激

 アナログレコードを今でも1,000枚以上所有しているというDJ KOO。まずは、現在の音楽の聴き方について尋ねてみた。

「僕は70年代のブリティッシュ・ロックが好きなので、仕事用のスタジオにいる時は、サブスクでよく聴いています。YouTubeも観ますが、当時は絶対に観られなかったような、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルのレアな映像があるんですよ! 今の時代はめちゃくちゃ便利になったな、と嬉しくなりますね」

 さらに近年は、より幅広い音楽をチェックしているようだ。

「自分の好きな音楽は自然と耳に入ってきますよ。最近の女性アイドルの方々の音楽もそのひとつで、共演することも多いので、常にネットで情報をチェックしたり、実際にライブに足を運んだりしていますね。先日も、乃木坂46の6期生だけで企画された『新参者』というライブを観させていただきました。そうした中から、今回のBEYOOOOONDSとのコラボレーションも思いついたんですよ」

 現在64歳のDJ KOOだが、日々の学びの中から時代を追って、CDヒットという結果に結びつけているのが見事だ。

「EZ DO DANCE」は令和に数々のコラボを実現

 では、ここからはTRFの現在のSpotifyでの人気について見ていこう(なお、以降の記述では96年3月までの活動については、当時の小文字名義「trf」としている)。

 TRFは、Spotifyだけでも月間50~60万人のリスナーがいる。その中で再生回数が1,000万回を超えたのは、94年の7thシングル「BOY MEETS GIRL」、93年の2ndシングル「EZ DO DANCE」、94年の6thシングル「survival dAnce 〜no no cry more〜」、そして93年の5thシングル「寒い夜だから・・・」と、CDデビュー1年目から2年目の4作に集中した。DJ KOOとしては、どの曲の印象が最も強いのだろうか。

「今の自分にとっては、やっぱり『EZ DO DANCE』が一番ですね。僕は2025年がDJ活動45周年なので、それを記念して、”コラボ DO DANCE!!!”というコンセプトで『EZ DO DANCE』にちなんだタイトルをつけたコラボレーションをしているんです。現在、大阪府警の交通事故防止キャンペーンとして、"交通安全を楽しく学ぶ DO DANCE!”を実施中です。先日も、最新曲『最KOO DE DANCE』の交通事故防止バージョンを ♪(夜間に)光るって最KOO(最高)! NO 飲酒運転 最KOO! ルール守って最KOO!~ という歌詞に乗せて、大阪府警のみなさんと一緒に踊りました。

 また、『EZ DO DANCE』は、いろんな界隈でカバーしたり、踊ったりしてくださる機会がとても多いんですよ。ダンスやゲームのイベントにDJとして呼ばれる時にも、やっぱり『EZ DO DANCE』を依頼されることが多いですね」

 サブスクでは、インパクト抜群の「EZ DO DANCE」よりも1.5倍ほど多く、「BOY MEETS GIRL」が聴かれている理由も尋ねてみた。

「ランキング1位の『BOY MEETS GIRL』も素晴らしい曲で、明るい曲調と、人と人が出逢うというのは人生の宝探しだね、という小室哲哉さんのフレーズが持つ力が、今聴いている世代にも届いているのだと思っています。この歌は、trfとして初めて日本武道館でライブをした時の1曲目でやった印象がとても強いです」

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