「人間的には大好きですが…」 原口一博氏を周囲が心配する理由 コロナワクチンを“生物兵器まがい”と主張した過去も
立憲民主党からほぼ全ての議員が新党に合流する中、原口一博氏(66)が一人怪気炎を上げている。「誰が入るか!」と入党を拒否し、自身で政党を立ち上げるとまで述べているのだ。もっとも周囲の反応はというと、励ましより心配が勝るようで……。
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さる18日に開かれた、立憲民主党の佐賀県連常任幹事会は異様な雰囲気に包まれた。県連代表の原口氏がリモートで出席し、公然と新党を批判。自身の政治団体から出馬すると述べ、「立憲の魂は決して死なず」と締めくくったのだ。
民主党政権下で総務大臣まで務めたベテランが、合流を良しとしない理由を政治部記者が解説する。
「原口氏は15日、立憲の事務方から、20日までに離党届を提出し、中道改革連合への入党届を出すこと、納得できなければ無所属になるが、その場合も選挙支援はすると伝えられたことなどを自身のXで明かしました。その後、執行部主導でいきなり新党結成が決まったプロセスを“独裁国家のやり方”と批判し、離党する野田執行部が立憲の資金をそのまま移動させようとしていることなどにも疑義を呈したのです」
主にSNSで新党批判を展開する原口氏は、Xのフォロワー約45万人と、国会議員の中でも指折りの発信力を持つ。それを生かして「ゆうこく連合」なる市民団体を主宰し、昨春には同名の政治団体も設立した。
周囲の議員が距離を取る理由
原口氏は今回、この「ゆうこく連合」の政党化を目指し、出馬する仲間を募っているというのだ。
しかし同団体で幹事長となっている松木謙公氏(66)は「無理してほしくない」とその身を案ずる。
「原口さんのことは人間として大好きなので、『ゆうこく』ができたときにも応援していました。今回、新党結成へのプロセスが乱暴だという原口さんの主張も、その通りだと思います。ただ、執行部も急な解散で判断を迫られたのだろうし、何より二大政党制が日本で実現すれば喜ばしいと思う。私は合流する予定で、原口さんにもそう勧めたのですが『自分で政党をつくる』と譲らなかった」
「ゆうこく」が過去に開いた会合には、松木氏の他にも複数の議員が参加している。彼らはというと、
「世話人として名を連ねている亀井亜紀子氏や川内博史氏は、すでに中道に合流すると表明しています。また『ゆうこく』の支援者が集まるチャットで原口氏は、佐賀2区の大串(おおぐし)博志氏も勧誘したがフラれたと明かしており、仲間集めにかなり難航している様子なのです。周囲の議員が距離を取る理由の一つは、ここ数年の原口氏の言動でしょうね」(先の記者)
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