「中道」結成に高市首相は「焦りを隠せず」 学会員に出された秘密指令で「萩生田氏には最悪の展開が」

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“頼むから全部向こうに行かないでください”

 前回、栃木1区で立民候補に1万5000票差まで追い上げられた自民の船田元・元経済企画庁長官(72)は、

「私自身は、公明党の連立離脱、新党結党への動きで受けたショックから立ち直れていません」

 と、漏らすのだった。

「地元の公明党の県会議員さんや市会議員さんも、まだ今回の新党と選挙体制に戸惑っている人が多くて、すぐに“さようなら”という感じではありません。しかし、公明党というのは非常に組織力の強い政党でございますから。心情的には“頼むから全部向こうに行かないでください”といった感じで、とにかくひたすらお願いをする立場です」(同)

 落選危機がささやかれる現職閣僚の一人もこう言う。

「公明党の票が大幅に減るのではないかと懸念しています。肌感覚として苦しい部分があるのは否定できない。解散の時期についても正直に言って、戸惑っています。予算が成立した後でもよかったと思いますが、総理のご決断ですから、職務をこなしつつ全力で選挙にも取り組んでいくしかありません」

 森山裕前幹事長(80)も悲嘆の口ぶりだ。

「率直に申し上げて非常にさみしい気持ちです。これまでは自民党と公明党で政策協定をして、どこの選挙区は公明党が出すから自民党は遠慮するとか、そういう選挙区調整をしてきたわけですよね。ところが公明党がなくなれば、協力のしようもない。厳しい選挙になるだろうと思います」

 今回の新党結成が想定外だったのは官邸も同様だったようだ。

「官邸は当初、公明と立民が選挙区ごとの限定的な協力にとどまると踏んでいたのではないでしょうか。ここまでの展開は完全に想定外で、高市首相は焦りの色が隠せない様子です。実際、周囲に“公約の弾をいくつか出して”と急き立てていると聞いています」(政治ジャーナリストの青山和弘氏)

 1月22日発売の「週刊新潮」では、衆院選を前に渦巻く各党の思惑について詳しく報じる。

週刊新潮 2026年1月29日号掲載

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