共産党「志位和夫氏」の“不出馬”表明に元党幹部は「落選を恐れての逃走」と痛烈批判 …委員長の在位23年間で“議席半減”の罪と罰
1月16日、共産党の志位和夫議長(71)は国会で記者会見を開き、27日告示、2月8日投開票の衆議院選挙には立候補しないと発表した。志位氏は1993年の衆院選で旧千葉1区から出馬して初当選。小選挙区比例代表併用制が導入された1996年の衆院選からは比例南関東ブロックからの単独立候補を選び、これまでに11回の連続当選を果たしてきた。(全2回の第1回)
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志位氏は不出馬の理由として「2年前の党大会で国政を代表する役割が田村智子委員長になった」ことを挙げ、「できるだけ早い機会に、国会の議席も次の方にバトンタッチすることが、当然のことになると考えてきた。また、そういう身の処し方をすることが、党全体と党国会議員団の今後を考えたときに、一番合理的な判断になるだろうと考えてきた」と説明した。
2000年に委員長に就任した志位氏の在位期間は、24年に田村氏にバトンを渡すまでの歴代最長23年間にわたった。
元参議院議員で共産党のナンバー4にあたる政策委員長を務め、2005年に離党した筆坂秀世氏は「志位さんは記者会見で『衆院選に出ない』と発表したわけですが、少なからぬ共産党員は『衆院選から逃げた』と受け止めているはずです」と批判する。
「何しろ共産党は深刻な党勢衰退に苦しめられています。本来なら志位さんは『1人でも多く当選させるため、全国を走り回ります』と決意を示すべきだったはずです。それが『選挙には出ません』ですから、ベテランの党員ほど『逃げた』と思っているでしょう。ご自身に落選のリスクがあり、それを回避した面が大きいと思います。志位さんは16日に不出馬を発表すると、18日に横浜市で街頭演説を行いました。その演説の光景が動画サイトで視聴回数を増やしています。私も見ましたが、要するに聴衆が高齢者ばかりであることが揶揄されているんです。そのセンスに異議を唱える人もいると思いますが、動画に若い人が全く見当たらなかったのは事実です。共産党の党勢衰退と、党の未来が絶望的だということを、極めて象徴的に示していると言えます」
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