迷子を届けたら「母親」にほのかな違和感… その十数年後、怪談作家に起きた「再会」と「確信」【川奈まり子の百物語】

  • ブックマーク

【前後編の後編/前編を読む】怪談作家が忘れられない十数年前の不可思議体験…迷子の小学生男子に道案内を頼まれたその先にあったもの

 これまでに6,000件以上の怪異体験談を蒐集し、語り部としても活動する川奈まり子が世にも不思議な一話をルポルタージュ。

 十数年前、麻布十番に住んでいた筆者(川奈まり子)はある日、鳥居坂で小学生に出会う。父との待ち合わせで近所のR墓苑に行きたいが、迷ってしまったという。筆者が墓地の入り口に連れていくと、そこには身なりのいい両親の姿があった。...

つづきを読む