ホテル密会の「お相手職員」は退職なのに「小川晶」前橋市長が再選のモヤモヤ 「もし小川氏が男性なら選挙結果は?」
1月12日に投開票された群馬県の前橋市長選挙は、ホテル密会で引責辞職した前職の小川晶氏(43)が対抗馬4人を破って再選を果たした。一体なぜなのか――。
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小川氏が群馬県議会議員(4期)を経て前橋市長選で初当選したのは2024年2月のこと。無所属で出馬した彼女は6万486票を得て自公が推薦する現職を破り、前橋市としては戦後最年少となる初の女性市長となった。
ところが、昨年9月24日、「NEWSポストセブン」が、部下の幹部職員と小川市長がホテルに通い詰めていることを報じる。幹部職員には妻子があった。小川市長は即日、緊急会見を開き謝罪した。もっとも、「男性とは周囲の目を気にせずに安心して話せるホテルで相談にのってもらっていた。男女の関係はなかったが、誤解を招く軽率な行動であったと反省している」と主張した。
安心して話せる場所がなぜホテル?と誰もがツッコみたくなる中、議会は不信任決議案を提出することを決定するが、市長はその2日前となる11月25日に辞表を提出。今回の出直し選挙に臨んだ。ちなみに、お相手の幹部職員は12月末で依願退職した。なぜ彼女は再選できたのだろう。政治アナリストの伊藤惇夫氏に聞いた。
「本来であれば、小川氏は立候補すべきではなかったと思います。なぜホテルに行ったのか真実はわからないものの、相手の男性職員は事実上、責任を取って退職しているので釈然としないところもあるし、市長としての資質に疑問符もつきました。それでも『悪名は無名に勝る』と言いますが、小川市長の知名度は抜群でした。対抗馬が非力だったと言わざるを得ません」
山本知事の応援が裏目に?
対立候補で次点につけた丸山彬氏(40)は、小川市長と同じ弁護士であり、名前も同じ「アキラ」だった。群馬県の山本一太知事(67)は自身のブログで小川氏を厳しく批判し、丸山氏を応援したが、得票数は5万2706票にとどまった。対する小川氏は6万2893票と前回の選挙を上回る票を獲得した。
「山本知事の応援が反発を買ったかどうかはわかりませんが、結果を見れば黙っていたほうが良かったのかもしれません。たとえ彼女が不倫していたとしても、犯罪を犯したわけではありませんし、不倫なら男性の政治家もやっているじゃないかというネット世論も彼女を後押ししたようです」(伊藤氏)
確かに、国民民主党の玉木雄一郎代表(56)はじめ、参政党のナンバー2である鈴木敦国対委員長(37)など、男性政治家の不倫報道は枚挙にいとまがない。それでも議員辞職はしていない。
「それだけに、もし小川市長が男性だったら、今回の選挙では勝てなかったかもしれません」(伊藤氏)
一方、同じ女性市長ながら辞職して再選を果たせなかったのが前伊東市長の田久保眞紀氏(55)である。小川市長とは同じ戌年の生まれで、田久保氏が一回り上になる。
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