「高市さんが首相だとわかっているか、何とも言えない」 菅直人元首相の「認知症」「要介護3」の現在を夫人が明かす
雨の日に転倒して大腿骨を骨折
市民運動家から首相にまで上り詰めるという、世にも珍しいキャリアの政治家だった菅直人氏(79)。近頃、動向を聞かなくなったと思っていたら、認知症を患っているという。現在の暮らしぶりを伸子夫人(80)が語った。
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菅氏の最後の肩書は、立憲民主党の最高顧問。2024年10月、政界を引退した。
「主人は引退する1年以上前から、認知症の症状が出ていました。息子で武蔵野市議の源太郎(53)に、短時間のうちに繰り返し同じことを聞いていたのです」
と明かすのは、伸子夫人。引退後、かかりつけ医が菅氏の変化に気付き、専門医を紹介してもらったところ、認知症だと診断を受けたという。
診断後、しばらくは趣味の囲碁をして、元気に余生を送っていたという。ところが、昨年8月に一人で出かけた際、雨で足元が悪く、転倒。これがきっかけで症状が悪化していった。
「主人から“転んで動けない”と、電話がありました。急いで現場に向かったところ、痛がっていたので救急車を呼び、病院まで搬送していただいた。すると左足の大腿骨転子部が折れており、1カ月間、入院する羽目になったのです」(同)
「要介護3」の認定
退院してからはつえを突いての歩行となり、認知機能の衰えも相まって「要介護3」の認定を受けた。
「以降、囲碁もしなくなり、生活のペースもゆっくりになっていきました。お風呂やトイレは問題ありませんし、スーパーやラーメン屋に一人で出かけることだってあります」(伸子夫人)
菅氏といえば首相在任中、東日本大震災で原発事故が起きた時の言動が印象に残る。発生直後、福島第一原発を視察したり東電本店に乗り込んだりして、混乱を招いたと物議を醸した。
「昔のように政治談議は交わしません。テレビで高市早苗さんを見ても、日本の首相だと分かっているのかが、何ともいえない状態だからです。でも、東日本大震災に関するエピソードと自身が首相だったことだけは、ハッキリと覚えていますね」(同)
この先、認知症は次第に進んでいくと思われるが、伸子夫人に尋ねると、
「人生100年時代ですから、まだまだお迎えなんて来ませんよ。これからも主人と共に、目の前の幸せを一つ一つ味わっていこうと思っています」
1月15日発売の「週刊新潮」では、週2回デイサービスに通うという菅氏の現在の生活ぶりについて詳しく報じる。










