「婿に来てほしい」と言い出せず… 宮城県登米神社の「27歳女性権禰宜」が“巡り合うべくして会った”お相手とは
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、1000年近い由来があり、犬の七五三祈願が行えるとして、全国の愛犬家が飼い犬とともに訪れることでも知られる宮城県登米(とめ)市の登米(とよま)神社の権禰宜、春日なな子さん(27)と、2025年11月7日に神前式を挙げたお相手の会社員、小賀坂友哉(ゆうや)さん(25)だ。
***
「めっちゃ肌キレイだな」
21年9月、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」(現・楽天モバイルパーク宮城)で二人は出会った。友哉さんは本拠地ゲームに連日のように通う大学3年生。一方のなな子さんは専門学校卒業後、東京の國學院大學で神職の資格を取ってから地元に戻り、掛け持ちでイベント会社に登録し、球場売店で販売員をしていた。が、野球をほぼ知らず、「表と裏って何?」と人に尋ねるほど。この売店の同僚と知り合いだった友哉さんがビールを買いに来ることも多く、ナイター終了後に5~6人で食事などに行くようになった。
「すごく明るい人だな」
友哉さんが感じた一方、なな子さんが抱いた印象は、
「めっちゃ肌キレイだな」
球場の照明効果だったか。
グループLINEで連絡先を知り、やりとりするようになった二人。11月下旬、「行ったことないところへ行こう!」と食事を約束し、友哉さんが選んだ高級焼肉店へ。二人で会うのも初めてで、これが初デート。
[1/2ページ]



