「幽霊が出る」公邸に引っ越し 高市首相が年末年始も引きこもった“特別な事情”とは

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 総理専用車から降り立つラフな姿に目を丸くした人もいただろう。世間から“スーパーにいる関西のオバはん”と揶揄された高市早苗首相(64)のお引っ越し。先月29日に首相公邸へ転居以降、引きこもりを続ける彼女には特別な事情があった。

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 今年は解散・総選挙をはじめ重要な政治課題がめじろ押し。刻一刻と決断を迫られる高市首相にとって、周囲の雑音に惑わされない住環境が必須なのは言うまでもない。

 政治部デスクによれば、

「これまで高市さんは官邸から車で5分程かかる赤坂議員宿舎で生活していた。野党からは危機管理上“一日も早く公邸に住むべきだ”と指摘されていました」

 ようやく昨年末に懸案が解消されたわけだが、それから高市氏は公邸にこもりっきり。目立った外出は、先月30日の東証大納会と元日皇居で行われた新年祝賀の儀、それに今月5日の伊勢神宮への参拝のみ。年末年始の大半を公邸で過ごした。

 先のデスクが続けて話す。

「歴代首相は正月休みに都心の高級ホテルで過ごし側近らと会食をしてきた。公邸スタッフの負担軽減という意味でも慣例化していたので、高市さんは異例です」

 よほど公邸の住み心地がよいのか。昨年の大みそか、高市氏は自らのSNSで公邸での暮らしぶりに触れて、

〈伝説の「お化け」とは、まだ出会っていません!〉

 と冗談めかして話題となった。

軍服姿の人影などの目撃談が

 確かに公邸では“幽霊が出る”とのうわさがささやかれてきた。公邸が首相官邸だった時代、5・15事件では時の犬養毅首相が暗殺され、2・26事件でも岡田啓介首相の身代わりで義弟が殺害された。ゆえに軍服姿の人影を見たなどの目撃談が絶えなかったというのだ。

 永田町関係者に聞くと、

「森喜朗元首相は寝室で物音がしたと証言して、麻生太郎元首相も寝室の壁が動いたと明かしています。もっとも麻生さんの場合は“お世話になりますとあいさつしたらピタリとやんだ”と笑い話にしていますがね」

 だが実のところ、高市氏は公邸で“幽霊”に気付く暇がないほどの多忙な日々を過ごしているのだった。

「先月26日に自民党税調インナーとの昼食会で、高市首相は、“旦那の介護が大変だ”という愚痴を延々と漏らしたそうです」(同)

 高市氏の夫・山本拓元衆院議員(73)は、昨年2月に脳梗塞を発症している。

「山本さんは半身不随状態で日常生活を一人で送るのは困難。暴言も多く他人に体を触れられたくない人だからヘルパーも頼めない。食事、入浴の世話から洗濯まで高市さんが行うそうです。外遊前は留守にする間の食事を作り置き。風呂に入れない夫のために体の汚れを拭き取るタオルなども用意すると聞きました」(同)

 公邸への引っ越し前、周囲が介護施設への入所を提案したが、高市氏は首を縦に振らなかったとか。

「件の昼食会で、高市さんは“結婚前、灰皿を投げるような人がいる家族は大変やなと思っていたけど、私がそうなっちゃった”という類いの自虐話まで披露していたと聞きました」(同)

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