名門「上智大」初のドラフト指名「正木悠馬投手」 アラスカ育ちの帰国生がYouTubeでスライダーを学んだ「日本人メジャー投手」とは

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英語に触れる時間を増やすのが上達の秘訣

 さまざまなスポーツを楽しんだ高校生活が終わりを告げようとしていた2021年、数年後に父の帰国が決まっていたこともあり、正木投手は一足先に日本帰国を決断。「巨大なビジネスとして成り立っているアメリカの学生スポーツに触れ、経営学に興味を持っていた」ことから、上智大学経済学部経営学科の帰国生入試に挑んだ。

 100点を超えるTOEFLの証明書を提出して臨んだ試験は、数学と国語、小論文の3科目。その後に行われた教授陣との面接では、自身の経験を交えつつ、大学スポーツが秘めるビジネスの可能性について熱弁を振るい、見事に合格を掴み取った。

 近年は海外の大学進学を目指す中高生に加え、働きながら進学に向けて勉強に励む社会人の姿も珍しくなくなったが、彼らの夢の実現に向けて、TOEFLの試験は大きなハードルとして立ちはだかる。

「アメリカ生活の長い僕の意見は、あまり参考にならないかもしれませんが、まずは正しく英語を聞き分けられるようになることが大切かなと思います。英語力が落ちていることを知った中学時代には、たくさんの人とコミュニケーションを取っているうちに、話せていた頃の自分の姿を徐々に思い出せました。動画などでも良いので、英語に触れる時間を増やしていくことを意識してみてください」

第2回【東都3部「上智大」から初のプロ入り! 西武「正木悠馬」が明かす大学入学まで“変化球をほとんど投げられなかった投手”がプロ注目の右腕に変貌を遂げた理由】では、正木選手が、どのような努力や工夫を重ねて、プロ入りの切符を手にいれることができたのかについて、詳しく語っています。

ライター・白鳥純一

デイリー新潮編集部

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