福岡の炭坑町で生まれた「銘菓ひよ子」が“東京土産”と呼ばれる理由 誰もが知る「おみやげ」の知られざるウラ話

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「切腹最中」というお菓子がある(東京「御菓子司 新正堂」)。忠臣蔵で有名な浅野内匠頭が切腹した跡地に店舗があることが命名の由来の一つだが、残忍さを思わせる名称ではあるものの、人気は高い。なんでも、さる証券マンが客に大損をさせた際、手土産に持参したら笑って許して貰えたからというこぼれ話が伝わっている。「切腹したいほど、反省している」という意味か。高名なお土産には逸話が多い。帰省もピークとなる年末年始のこの時期、知られざる秘話を紹介したい。購入と併せ、“土産話”にして頂ければ幸いだ(文中敬称略)。...

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