俵孝太郎さん、橋幸夫さん、吉行和子さん、ジェームス三木さん…2025年に逝った「凝り性の著名人」たちの個性的すぎる“極め方”【追悼】

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著名人が趣味を語る名物コラム

 毎年この時期になると、その年に死去した人たちを偲ぶ特集記事などが目に入る。読むとまた切なさは増してしまうが、ここでは生前のはつらつとした姿に目を向けてみよう。ご紹介するのは「週刊新潮」で昭和から平成、令和にわたって掲載されたコラム記事である。

 昭和の頃は「レジャー」、平成以降はコラムコーナーTEMPO内の「パスタイム」、同「マイオンリー」と、2020年5月まで続いた一人称の短いコラムは、いずれも“著名人が趣味や好きなものを熱く語る”という内容だった。挙げられたテーマは「釣り」「朝顔」「ペット」「書道」などさまざまだが、語る者の個性が色濃く表れた言葉の数々には、本業で受けたインタビューとはまた異なるおもしろさがある。...

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