「誰もとがめられず、抑えが利かなくなった」 8年ぶり日本出身横綱「大の里」が繰り返す“問題行動” 兄弟子に悪質アルハラも
2025年、8年ぶりに日本出身の横綱が誕生した。初土俵から13場所での昇進は、横綱の地位が明文化された明治42年以降、最速となる。そんな大の里(25)が所属するのは、飲み会での驚くべき愚行に借金トラブルなど、醜聞に事欠かない二所ノ関部屋。角界を背負って立つことが期待される彼においても、ちょっと気になる悪癖があった(以下、「週刊新潮」2025年6月5日号をもとに加筆・修正しました)。
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【実際の写真】「肛門に酒瓶を突っ込む」衝撃の瞬間を捉えた! 二所ノ関部屋の“下品すぎる”飲み会
「大相撲は安泰」
昨年の夏場所で2場所連続4度目の優勝を果たし、横綱昇進を決めた大の里。
「師匠である元横綱・稀勢の里こと二所ノ関親方(39)以来、実に8年ぶりとなる日本出身の横綱誕生に角界が沸きました。2度のアマ横綱に輝いた日体大時代から将来を嘱望されていましたが、成長のスピードは想像以上です」(相撲記者)
大の里の昇進は、角界にとって横綱が一人誕生したことにとどまらない、大きな意味があるという。
「昨今、大相撲は“若貴ブーム”が巻き起こった1990年代以来の盛況を見せています。インバウンド需要も相まって昨年から全場所でチケットは完売。ただ一方で、古い体質が忌避されるようになったせいか、入門者数は90年代初頭に比べて4分の1ほどに激減している。角界関係者は口をそろえて“運動神経の良い子が集まらなくなった。このままでは魅力ある取組を見せられなくなってしまう”と言い、競技レベルの低下を憂えています」(同)
そんな最中、大の里がデビュー後わずか2年で横綱となった。
「みなが“彼ほどのスターが現れたことで向こう10年、大相撲は安泰だ”と胸をなで下ろしています。入門者のレベル低下という現実をしばらく糊塗できるというわけです」(同)
未成年の兄弟子に「飲め」と強要
しかしながら、「週刊新潮」は、そんな大の里の問題行動をキャッチしていた。
さる二所ノ関部屋の後援会関係者によれば、
「2023年3月に初土俵を踏んだ番付外の総勢山(そうせいざん・21)という若い衆がいるのですが、ある時期から一部の弟子たちが彼をいじめ出したのです。そうしたところ、あの大の里が調子に乗り、先頭に立っていじめをエスカレートさせていったと聞いています」
特にひどいのは総勢山が風呂に入っている時で、
「大の里が後から酒を携えやって来て、風呂場で“飲め”と強要するらしいのです。断り切れない総勢山が大量の酒を飲まされ、酔い潰れてしまうと、大の里はその様子を面白がって笑うのだとか」(同)
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