男児の「ふんどし」画像8万点で再逮捕…75歳元教師の“吐き気がする”性癖 過去には“男児168人”が被害に遭った「わいせつ画像撮影グループ」に関与

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教諭としての評判は上々

 これらの事件は元小学校教諭の性癖の遍歴とともに、その人生も浮き彫りにした。

「11年3月に杉並区立小学校を最後に定年退職した容疑者は、教諭としての評判は良かったようです。特に国語の指導力が評価され、15年12月まで、教員の研修などを行う都教委の“教職員研修センター”に非常勤として勤務。各校を訪れて模範授業を行ったりしていました」(前出のデスク)

 が、並行してグループのメンバーとして罪を重ねていたのである。

「その間、国立のマンションでは管理組合にも参加し、他の住民からは“ダンディーな元教諭”と受け止められていました。しかし17年の逮捕後は、人目を忍んで暮らすしかなかったようです」(同)

 塾講師で細々と食いつないでいたものの……。

 昨秋、長らく暮らした国立のマンションのローン支払いに行き詰まり、強制競売にかけられ退去を余儀なくされた。

 結果、今年の春に八王子へと移り住んでいる。孤独な日々を送る中、性のうずきを抑えられなかったのだ。

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 その後、警視庁は12月22日までに児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで田中容疑者を再逮捕した。自宅から2007年以降に撮影された男児の裸やふんどし姿の動画や写真が発見されたという。その数は計8万点以上――。田中容疑者は11年に定年退職しているため、まだ彼が現役の教師だった時期に撮影された画像が含まれていることになる。

週刊新潮 2025年12月25日号掲載

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