「完売画家」中島健太氏があえて指摘する“日本美術界”の問題点…巡回展に中島氏の作品を展示しない理由について「日展」が回答

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 明治時代からの歴史をもち、日本美術界の最高峰といわれる公募展「日展」。ところが、今年の「第118回 日展」に出品された画家・中島健太氏の絵「忘れえぬひと」が、12月以降に、各地で開催される巡回展に展示されないことが決まり、波紋を呼んでいる。中島氏は現在、日展の洋画部門の最年少会員でもある。

 中島氏は日展を愛するからこそ、現在の日展の在り方に苦言を呈する。日展では会員の高齢化が進み若手アーティストの関心が離れつつあるのも実情だ。令和の時代にふさわしい公募展のあり方は、どのようなものなのだろうか。...

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