中日監督が激怒した“幻弾”、ロッテの「プロ第1号」が相次いで消えた…2025年「幻のホームラン」に泣いた選手

スポーツ 野球

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 2025年シーズン、セ・リーグは阪神・佐藤輝明が40本塁打、パリーグは日本ハム・レイエスが32本塁打を記録し、いずれも本塁打王の初タイトルを手にした。その一方で、不運なアクシデントや疑惑の判定などにより、“幻の本塁打”に泣いた選手も存在した。【久保田龍雄/ライター】

 逆転2ランが幻と消えたばかりでなく、監督があわや退場という騒動に発展したのが、中日・川越誠司の一打だ。

 5月27日のヤクルト戦、1点を追う中日は8回、1死。福永裕基がフルカウントから四球を選んだあと、川越は矢崎拓也が投じた初球、真ん中高めのフォークをとらえ、右翼ポール際に本塁打性の打球を放った。...

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