高市「台湾有事」答弁にソワソワしていた身内の肩書は

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日本がどんなシミュレーションをしているか

 高市氏がその後、基本的に沈黙を守っていることにはもちろん理由がある。

「秘書官ら側近の進言ですね。間違ったことは言っていないが、高市発言は日本がどんなシミュレーションをしているかについてヒントを与える可能性があり、さらに説明を加えることで他国に開示したくない情報をにおわせることにつながる。沈黙は金だ――などといった解説を高市氏は受け入れたということです」(同)

 日本側の対応その他については、そう多くのオプションがあるわけではないので、どれほどの機密性があるのかは疑問が残るのだが、少なくとも沈黙を続けるためのロジックとしては悪くないと言えるだろう。「野党がしつこかったので、ついうっかり」という説明を繰り返すよりもはるかに恰好がつく。

 幸いなことに内閣支持率も高いレベルを維持し、台湾有事問題でも支持する声は小さくない。

「その点が大きいですね。支持率が高いから否定的なことを言いづらいという環境もあります。今回の台湾有事に関しては中国にはとにかくひるまず、ということが続くと見られています」(同)

 中国軍機から自衛隊機がレーダー照射を受けるといった危険な状況も生まれている。こうした挑発に対しても、日本側は「冷静に対応しつつも、ひるむべきではない」という世論が強い。高市氏の危機の「可能性」についての答弁が、結果として危機の可能性を高めているという状況は当分変わらないと見られている。

デイリー新潮編集部

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