横尾忠則が考える「人間がこの世に生まれてきた最大の理由」

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 僕は幼少の頃から虚弱体質で病気ばかりしていたように思います。しかし、命にかかわるような大病はしてこなかったようにも思います。でもケガはよくしました。性格がオッチョコチョイだったからでしょうか。

 ケガはかなり大きいケガで、ずいぶんと痛い目に合っています。成人になってからも大小のケガは続いていました。最も大きいケガは自動車事故に遭ってムチ打症が高じて、(この辺の話は長くなるので省略しますが)足が壊疽(えそ)という病気にまで発展して、足の切断間際までいったことがあります(これも説明すると長くなりますので省略します)。...

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