歌番組スタッフがこの冬「最も出演させたい歌手」とは 結成27年「週休2日」を宣言した異色デュオ

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民放で争奪戦

「CM曲も結構あるので、彼らの顔は知らなくても声はどこかで聴いたことがあるはずです。フジロックなどのフェスにも出演していましたが、19年には『今年は平日しかライブをしません』と宣言して、3人の子どもたちと一緒に過ごすことを選んだ年もありました。週休2日は1年限定のはずでしたが、その後コロナ禍となり、ライブ活動もままならない。そこで自宅の庭から“庭Tube”と題した動画配信を行いました。彼らのYouTubeチャンネル『humbertchannel』は現在15万人の登録者がいます」

 すでに12枚のオリジナルアルバムを発表しているし、十分にメジャーなようだが?

「活動はライブが中心で、漫才のようなMCにも定評があって、アルバムの初回限定版にMCだけを収録した特典CDがついたこともある。音楽番組にはほとんど出演していませんから知らない人もまだ多い。朝ドラで曲が知られ、『紅白』で生の歌声が披露されれば、昭和世代を中心にバズる可能性は十分にあります。彼らの歌をもっと聴きたい、演奏をもっと見たいという視聴者からの需要は高まるでしょう。それゆえ歌番組スタッフの注目度は高まっています。『紅白』出場により今後はハンバート ハンバートの争奪戦が始まると思います」

 もっとも、彼らがそれに興味を持つかは不明だ。「紅白」出場が決まった際、会見で彼らはこう答えていた。

良成:(本番当日は)留守にしないといけないので、空き巣に狙われないよういつも「紅白」を見ている友人に留守を頼んで(自分たちは)子どもたちと一緒に。

遊穂:あの家は留守だと思われそうなので気をつけます。

デイリー新潮編集部

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