1990年代からクマを駆除した自治体に「かわいそう」と抗議が殺到…“クマ愛護”がハンターの「若手確保」を妨げる決定的な理由
第2回【クマ駆除に暗雲の「ハーフライフル規制」に北海道では“特例”が出たが…ほかの地域では「そもそも銃でクマを駆除できるハンターが少ない」「若手の後継者もいない」現実】からの続き──。クマの駆除が報じられると、自治体には苦情の電話が殺到する。ひっきりなしに電話がかかり、職員が対応に追われて業務がパンクすることも珍しくない。(全3回の第3回)
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担当記者は「暴言の内容もひどいものです。『クマではなく、お前が死ね』とか、『税金泥棒』、『無能』と罵声を浴びせる電話も多く、まさに“カスタマーハラスメント”に該当します」と言う。...

