「愛子さまは他者へのお気遣いを大切にされる方」 ラオスで愛子さまと接した日本人が感動した理由

国内 社会

  • ブックマーク

「他者への気遣いを大切にされる方」

 愛子さまからは“不発弾処理を進める上で、どのような点が難しいですか?”“不発弾の爆破処理後の残骸はどのように処理されていますか?”といったご質問があった。

「質問される際には、少し遠慮がちな感じがありながらも、椅子の前の方に座るような形で、少し前のめりのような姿勢におなりでした。そういったところからも、不発弾の問題へのご関心の高さがうかがえたように思います」

 と、鷺谷氏。

「質問への回答が終わると、愛子さまは私の方にお近づきになり、“お忙しいところありがとうございました。お気をつけて”と声をかけてくださいました。非常にお優しいというか、他者への気遣いを大切にされる方だな、と強く感じました」(同)

「ハッハッハッと笑われた」

 この日、愛子さまは日本の支援で建設されたビエンチャン市内の「武道センター」も訪れ、ラオス人らによる柔道、空手、合気道、剣道の「演武」を観覧されている。JICA海外協力隊員として当地で柔道の指導にあたる菊地友輝氏が語る。

「4種目の演武が終わった後、JICA協力隊員や各種目の選手たちが愛子さまと懇談する時間が設けられ、私もお話しする機会に恵まれました。そこで愛子さまから“ラオスの柔道は盛んですか?”といった趣旨のご質問があったので、“まだまだ発展途上でラオスの柔道人口は200人くらいです”とお答えしました」

“(柔道を教える際)ラオス語で指導されているのですか?”とも聞かれたという。

「私は“ラオス語で指導している、と言いたいです”とお答えしたんです。すると、愛子さんは、ハッハッハッと笑われたのです。愛子さまのご関心をつかめたようでうれしかったですね。私は、“練習では基本的にラオス語を使いますが、選手たちに発音や言い回しなどから教えてもらっています”と付け加えました」(同)

 愛子さまと会話を交わした選手の中には、

「空手をやっていて、首から金メダルをかけている女の子がいて、“金メダル取ったの”と愛子さまに言っていました。愛子さまは女の子の身長に合わせて膝を曲げ、“よかったね、がんばったね”とにっこり笑っていらっしゃいました」

 菊地氏によると、愛子さまは終始自然体で、緊張されている様子はなかったという。前日、18日にはトンルン国家主席など政権の首脳らとの相次ぐ面会をこなされた上、夜に行われたバーニー国家副主席主催の晩餐会では「おことば」を述べられた。大役を終えられ、ひとまず安堵されていたのは間違いなかろう。

 後編【「愛子さまのお優しい笑顔は忘れることができない」 ラオス訪問で愛子さまと接した日本人が見た「素顔」 「オーバーワークが心配」の声も】では、愛子さまと現地で接した日本人が明かす「素顔」などについて詳しく報じる。

週刊新潮 2025年12月4日号掲載

特集「ラオスご訪問で接した5人が明かす 素顔の愛子さま」より

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。