「不当解雇だ」と大激怒も…球界を騒然とさせた情け容赦ない“大量解雇劇”
5位・西武に7ゲーム差の最下位に沈んだロッテが今オフ、石川歩、荻野貴司、澤村拓一、国吉佑樹、二木康太ら実績のあるベテランや中堅選手を相次いで解雇し、“血の粛清”と話題を呼んだ。そして、過去にもプロ野球界では情け容赦ない「大量解雇劇」が一度ならずあった(文中の金額は推定)。【久保田龍雄/ライター】
まず真っ先に思い出されるのが、FA制度がスタートした1993年オフの横浜である。
11月8日に高木豊、屋鋪要、山崎賢一、市川和正、大門和彦、松本豊の主力級6選手に戦力外通告を行い、世間を驚かせた。...

