“キムタク売れ”で「980円フリース」が売上激増 25倍の値段で転売横行も…ワークマンが「特に怒っている」理由

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少しでもキムタクに寄せる着こなしはある!?

 しかしながら、従来の5~6倍の売り上げ増に貢献するとは、木村の影響力はいまだに絶大だ。その背景について、雑誌や広告を中心に活躍するスタイリストの大沢早苗さんは次のように分析する。

「90年代にはレッドウイングのエンジニアブーツを流行らせ、2000年代に入ってから『HERO』で着用したア・ベイシングエイプのレザーダウンジャケット、最近ではファミマの2色ラインが入ったソックスなど……。デニムでもアクセでも、木村さんが着用したアイテムやオススメ商品が爆発的に売れる“キムタク売れ”現象は、この30年間でたびたび起きています」

 特に最近は、木村のビジュアルのよさだけではなく、人間性も高く評価されている、と大沢さん。

「木村さんの家族を大事にしているところや、さまざまな騒動に対する真摯な振る舞い……人間としての魅力が再認識され、好感度が上がったことにより、今後もまだまだキムタク売れは続くと思われますね」(大沢さん)

 今回、キムタク売れとなったフリースは、防寒ウエアとしての機能面も充実している。背面に採用された遠赤外線を放射するアルミプリントのおかげで、衣服内はポカポカ。軽い生地と肌触りの良い素材で、冷え込む季節はミドルインナーとしても活躍する。

 せっかく“キムタク意識”で購入するならば、サイズ選びに着目してほしい、と大沢さん。

「オシャレな着こなしにはサイズ感がとても重要。フリースジャケットをアウターのインに着たい方は、ジャストサイズを選びましょう。ピッタリといっても、身体のラインが出るほどではなく、服の下に手を入れて動かせる程度の隙間があるものがベストです」(大沢さん)

 アウターとして着る場合は、ぽっちゃり体型はジャストサイズを、痩せ気味ならば貧相に見えないよう、ややオーバーサイズを選ぶと「こなれた着こなし」になるという。

「ワークマンのフリースは庶民にやさしいお値段なので、普段は選ばない色にチャレンジしてみるのもいいですね」(大沢さん)

 キムタクになることはできなくても、アンダー2,000円でスターと同じ温もりをまとえるなんて、その満足度はまさにお値段以上ではないか。店頭から姿を消してしまう前に、この冬最強の“お宝”を探しに行ってみてはいかがだろうか。

取材・文/荒木睦美

デイリー新潮編集部

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