レンタル移籍のような「珍トレード」も…プロ野球界を騒がせた「選手交換劇」
11月14日に阪神の投手・島本浩也と日本ハムの捕手・伏見寅威の交換トレードが成立するなど、トレード戦線が急展開を見せている。過去にも多くのトレードが成立しているが、中には“不思議な因縁”とも言うべき「選手の交換劇」もいくつかあった。【久保田龍雄/ライター】
強力なライバルがFA移籍してきたことをきっかけに、出番を求めてトレードを直訴し、ライバルの前所属チームに移籍する形で丸く収まったのが、2001年オフの中日の捕手・中村武志である。
横浜の正捕手・谷繁元信が森祇晶監督との確執によりFA宣言したことがきっかけだ。...

