「喉から手が出るほど銃が欲しい」 被告人質問スタート「山上徹也」が手紙に綴っていた“心の底” 「統一教会との因縁は私の一生を歪ませた」
奈良地裁で開かれている安倍晋三元首相銃撃事件の公判。11月20日の第10回公判から、いよいよ山上徹也被告(45)の被告人質問がスタートした。事件後、彼が公の場で口を開くのはもちろん初めてのことである。母親がのめり込んだ旧統一教会への信仰の影響で家族に何が起こったのか。そしてなぜ安倍元首相に凶弾を放ったのか。12月4日の第14回公判まで計5回行われる被告人質問の場で、その答えの一端が明らかになるだろう。
「週刊新潮」では事件直後の2022年7月、彼のTwitter(現・X)や手紙、また、山上被告の親族などに取材し、彼の“心の底”を分析している。...

