ドラ1「風間球打」は4年で戦力外…プロでは鳴かず飛ばずだった“世代ナンバーワン投手”

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 2021年の高校世代ナンバーワン右腕としてソフトバンクに1位指名された風間球打(ノースアジア大明桜)は、1軍で1度も登板することなく、わずか4年で戦力外通告を受けた。平成以降、高校世代ナンバーワンとしてドラフト1位指名されながら、プロでは鳴かず飛ばずで終わった“幻のエース”たちを振り返ってみよう。【久保田龍雄/ライター】

 まず1991年のドラフトで巨人が単独1位指名したのが、天理の右腕・谷口功一だ。

 191センチの長身から最速147キロの速球を投げ込む本格派右腕は、前年夏の甲子園では、1年先輩の193センチ右腕・南竜次(元日本ハム)とともに“ツインタワー”と並び称され、同校2度目の夏制覇に貢献した。...

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