「アッコにおまかせ!」終了で… 和田アキ子が次に出演するとウワサされる“超老舗番組”とは
40年続いたご長寿番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)がついに大尾を迎える。司会の和田アキ子(75)による歯に衣着せぬ物言いが見どころの一つだったが、コンプラ重視の世の中では少々ドぎつ過ぎたようだ。大役を終える「ゴッド姉ちゃん」の行く末は?
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「トドみたい」
「『アッコにおまかせ!』は来年の3月をもって終了とさせていただきます」
11月2日、放送の最後に和田アキ子が声を震わせてそう発表すると、スタジオは温かな拍手に包まれた。翌週からは“アッコさん”の壁画がスタジオに飾られ、日曜昼の名物番組は早くも大団円ムードだ。1985年から続いた番組の歴史に終止符が打たれる理由を、さる芸能関係者が語る。
「90年代の『アッコにおまかせ!』は無類の高視聴率を誇り、裏番組をことごとく打ち切りに追い込んできました。ただ、ここ最近はその視聴率が低迷し、2日の放送も3%弱と過去最低を記録しました。この日は裏番組でMLBのワールドシリーズ優勝決定戦があったとはいえ、翌週も同時間帯の中で最下位争いをするようなありさまなのです」
その一因は和田が度々、舌禍を引き起こしてきたことにあるという。中でも昨夏、やり投げの北口榛花選手を「トドみたい」と評した際には、多くの批判を浴びて炎上した。
「率直なコメントはアッコさんの強みですが、最近では世間との感覚のズレが目立ちます。局がコンプラを重視して安全運転を求めていることもあり、アッコさんの面白味が発揮しづらくなっていました。昨春に大物司会者の関口宏(82)を降板させて若返りを図った同局の『サンデーモーニング』は視聴率が好調で、その後の『サンデー・ジャポン』も数字が悪くない。社会や芸能の問題にモノ申す『おまかせ』はこれらの番組とも趣旨が被るため、終了は自然な流れです」(同)
超老舗番組に出演?
また局関係者の一人は、こんな事情も口にする。
「ホリプロで和田さんの面倒を見ていたマネージャーが、今年に入りスポーツ選手や文化人を担当する部署に異動しました。他のバラエティーやドラマのキャスティングに影響が出るリスクも低くなり、大御所の彼女に引導を渡せた」
長年連れ添った番組の終了を惜しむ和田だが、当初は出演に葛藤もあったと、この関係者は明かす。
「73年に始まった『金曜10時!うわさのチャンネル!!』(日テレ系)は和田さんの人気もあって、視聴率30%を超えることもある大人気番組になった。それでも歌手活動に集中したいと悩んでいた和田さんですが、生粋の関西人でもあり、その後の『ラブアタック!』(テレ朝系)での上岡龍太郎さんや横山ノックさんとの掛け合いは楽しかったようです。それで制作にホリプロが協力しており、当初はバラエティー色が強かった『おまかせ』の仕事を引き受けたとか」
それが次第にニュースや世相を扱うコーナーがメインになり、和田も“御意見番”として定着するに至ったというわけだ。その役割も今回で終え、歌手活動に専念することもできそうだが、
「近々、関西の人気番組『探偵!ナイトスクープ』(テレ朝系)に出ると言われています。最近では病や手術の経験を明かしている和田さんですが、まだまだ活躍してくれそうです」(同)
時代にそぐわないコメントも地元でなら許される?








