エースだったのにまさかのクビ宣告!? 自由契約になった「スター選手列伝」
阪神の外野手・楠本泰史は、日本シリーズ最終日の10月30日に球団から戦力外通告を受け、昨オフのDeNAと合わせて2年連続自由契約となった。準レギュラーの中堅選手であれば、決して珍しい話ではない。しかし、過去にはスター選手でありながら自由契約の憂き目に遭った者もいる。【久保田龍雄/ライター】
まず、2年連続で自由契約になったのは、戦後初の三冠王に輝き、歴代2位の通算657本塁打を記録した野村克也である。
南海プレーイングマネージャー時代の1977年9月、後に妻となる沙知代氏がチームに介入するなど公私混同を理由に、監督を解任された。...

