「本当に争奪戦になっているかはマユツバだが…」 前田健太“日本復帰”の本命は 「まだ確定には至っていない」

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カープファンの冷めた視線

〈マエケン 日本で争奪戦! 巨人、ヤクルト、DeNAなどが調査〉

 スポーツニッポンは11月7日付1面で前田健太(37)についてこのように報じた。

 前田といえば9月12日、インスタグラムのストーリーズで、娘と原宿でデートした様子を公開。これについて「週刊新潮」は“家族の事情を口実に在京球団に移籍する布石では”と報じていた。

「図星でしたね」

 と苦笑するスポーツライターによると、前田は目下、来季日本球界に復帰すべく、インスタやメディアを駆使した“空中戦”を展開しているのだとか。その解説をしてもらうと、

「8月31日放送のスポーツ番組で“来年は日本に帰りたい”との希望を表明。これは“各球団の皆さん、オファーを受け付けますよ”というメッセージでした。そして、原宿の写真を公開することで、“在京球団がベター”との意向をほのめかし、古巣広島の球団やファンの反応をうかがった。ただ、カープは若い投手が育っていることもあり、ファンの反応も球団の熱意も、10年前に“男気復帰”した黒田博樹とは比べ物にならないほど冷めたものでした」(以下同)

“希望”が“決断”に

 前田のインスタに変化が生じたのは11月6日。〈来季から日本でキャリアを続けることを決断しました〉との英文を添えて、マウンドを降りる自身の写真をアップした。これにより、

「“希望”が“決断”に変わった。どこかしらの球団に受け入れてもらえるめどがついたことが分かります」

 どの球団かは、翌日に出た冒頭のスポニチ記事を読めば一目瞭然だ。〈巨人を筆頭にヤクルト、DeNAなどが獲得に動いており……〉とある。つまり、

「本命は巨人。昨オフ、菅野智之が渡米し、今季は戸郷翔征が不振に陥るなど先発投手不足に悩まされ、Vを逸した。衰えたとはいえマエケンは垂ぜんの的です」

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