酔っ払って「カワイイちゅきちゅき」発言も… 7歳年下女性に「この人しかいない」と思わせることができたワケ
二人で登山
鯉花さんは23年3月に二ツ目昇進。もともと山登りが趣味の晴太さんに「山に登ってみたい」と言い出したのもこの頃だった。ニンテンドースイッチ用ソフトの「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」で山登りに興味を持ったのだ。
最初に訪れたのは晴太さんの地元に近い埼玉県飯能市の天覧山。標高200メートルもなく、ハイキングでも親しまれる丘のような山だが、「めちゃめちゃバテて、幼稚園児にも追い抜かれた」と彼女。悔しさから、以来、「もっと山に連れてって」と彼にせがむほか、一人でも登山するほどに。今は標高1000メートル近い、飯能市と東京都奥多摩町に跨る棒ノ折山がお気に入りだとか。
プロポーズはなし
交際当初から結婚が前提だったためか、「結婚します?」といったやり取りはあったが、特にこれといったプロポーズはなかった。
周囲には交際を内緒にしていたが、それは「結婚に至ればいいけど、途中で別れると、業界的に歓迎されない」から。各々の師匠に反対されれば最悪、廃業も覚悟したが、師匠らは婚姻届の証人に。松鯉先生は「そうだと思ってたよ、娘が結婚するようなもんだ」と祝福。記念日を忘れないよう、大安でもあった今年の「山の日」に入籍した。
晴太さんは鯉花さんの両親が上京した際にあいさつしたため、まだ四国に行ったことがなく、「行ってお遍路さんをしてみたい」と話す。
今や共通の趣味となった登山では槍ヶ岳が当面の目標。鯉花さんは、「カワイイチュキチュキ」とやる以外はずっと穏やかな晴太さんと「明るく楽しい家庭を築きたい」と願っている。





