スケートリンクに「大陸間弾道ミサイルのぬいぐるみ」が!? 中国フィギュアで起きた驚きの出来事
日本の観客が中国国旗を……
今季のフィギュアスケートグランプリシリーズ第4戦「NHK杯」が大阪府の東和薬品ラクタブドームで実施され、女子シングルは坂本花織が、男子シングルは鍵山優真が優勝を飾った。
【実際の写真】物議を醸した「大陸間弾道ミサイルのぬいぐるみ」
ペアは、イタリアの男女が制し、日本勢は惜しくも4位に終わったが、銅メダルに輝いた中国のスイ・ウェンジン、ハン・ツォン組への応援が話題になった。
「観客席でたくさんの中国国旗“五星紅旗”がはためいていたのですが……」
と、スポーツライターが語る。日本で行われる国際大会では、中国に限らずイタリアや韓国など各国の国旗も振られるのだけれど、
「会見でハンは『日本の観客が中国国旗を振っているのを目にして勇気をもらった』と感激していました」
新型兵器「東風61」
美しく誇らしい光景だが、彼らのお国で開催されたグランプリシリーズ第2戦ではこんなことが起きていた。
10月25日に中国・重慶で行われた中国杯。アイスダンスで中国のレン・ジュンフェイ、シン・ジャニン組の演技が終わると、こともあろうに大陸間弾道ミサイル「東風(DF)61」を模したぬいぐるみがリンクに投げ入れられたのだ。
9月3日に抗日勝利80年を記念して天安門広場で催された中国人民解放軍パレードが記憶に新しいが、そこで最も注目されたのが、移動式発射台で運ばれる新型兵器「東風61」だった。米国全土を射程に収め、10発もの核弾頭を搭載可能とされる。
そのぬいぐるみを拾った二人は、得点発表を待つ席に座ると、時折それを掲げたりもしていた。
「その一連の行為を国際スケート連盟が問題視し、調査に乗り出しています」



