監督交代で「クビ寸前」から確変 一方、監督留任で現役引退も…プロ野球「監督人事」がもたらした“幸運と不運”
今オフ、DeNA・相川亮二、ヤクルト・池山隆寛、ロッテ・サブローの新監督3人が誕生し、来季の優勝、上位進出を目標に手腕を振るうことになった。そして過去には監督人事の結果、思わぬ幸運に恵まれたり、まさかの不運に見舞われた選手たちも存在する。【久保田龍雄/ライター】
監督交代により、クビ寸前から一転レギュラーの座を掴んだのは、中日時代の平野謙だ。
名商大からドラフト外で中日入りした平野は、2年目の開幕直前に投手失格の烙印を押され外野手に転向し、3年目の1980年からスイッチヒッターに挑戦した。...
