活動再開「フワちゃん」に地上波復帰の需要はあるか? “出演”が囁かれる「有名番組」とは

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 11月7日、タレントのフワちゃんがプロレスラーとして活動を再開すると後楽園ホールのリングで発表した。マイクを手に震える声で挨拶し、四方の観客に深々と頭を下げたフワちゃん。活動中止前には見られない姿だった。

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 タメ口キャラで失礼な振る舞いをウリにしていたフワちゃんが活動休止に追い込まれたのは、昨年8月4日、お笑い芸人のやす子に対してXで不適切な投稿をしたことが原因だった。その投稿はすぐに削除されたが、あっという間に拡散された。やす子に謝罪し、Xにお詫び文も掲載したが、レギュラー番組のラジオ「フワちゃんのオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)は放送休止に。「行列のできる相談所」(日本テレビ)は出演部分がカットされ、番組の公式サイトから顔写真が削除。11日には芸能活動の休止が発表された。

 あれから1年3カ月。プロレス団体「スターダム」後楽園ホール大会の第2試合終了後、彼女はリングに立った。

フワちゃん:皆さんお久しぶりです。フワちゃんです。昨年は、昨年は私の発言でお騒せをしてしまいまして、申し訳ありませんでした(頭を下げる)。今日は皆様にお話したいことがあり、お時間を頂戴してもよろしいでしょうか?

――場内から拍手。

フワちゃん:ありがとうございます。あれから1年半、時間をかけて自分自身を振り返り、私なりにたくさん考えてきました。改めなければならないところがたくさんあり、猛省しております。一方で、自身の強みをまた発揮できるところはあるのか、思考錯誤しながら考え、日々精進し、生活をしておりました。この期間で敬語も学びました。

――場内からは「え?」「お?」という声とともに拍手。

「禊ぎのためではありません」

フワちゃん:そして新しい夢ができました。この1年間、いろいろな可能性を考えている中で、私にとってどうしてもまた挑戦したいもの、それはプロレス1択でした。反省や禊ぎのためではありません。私自身、プロレスには3年前にテレビ番組の企画で挑戦して以来、ずっと大切に思っていた存在であり、かつ命を賭けて戦う覚悟のある者しか上がれない舞台です。そんな大好きなプロレスに、これから本気で向き合う覚悟をもって、この後楽園に挨拶をさせにいただいて……挨拶をしに来ました!

 声を震わせながら、時には涙声でプロレスへの思いを訴える姿は、芸能界復帰への足がかり、というわけではないようだ。会場のプロレスファンも温かく見守っていたようだ。だが、民放プロデューサーは言うのだ。

「業界内ではすでに、フワちゃんの地上波復帰を期待する声が高まっています」

 この10日前となる10月28日深夜、バラエティ番組「クロナダル」(テレビ朝日)で、お見送り芸人しんいちがフワちゃんと食事をし、復帰を勧めたというエピソードを披露していた。だが、SNSにはこんな声が上がった。

《視聴者が見たくないんだから出演する必要がない。芸人たちは好きみたいだからプライベートで遊んでいれば良いのでは?》

《このような復帰に向けた地ならしと観測気球と思われるような記事は必要ないのでやめたほうが良いと思います。そちらに需要があってもこちら側には需要はないと思われますので》

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