「氷川きよし」の悩み相談に「先輩創価タレント」は「信心で池田大作先生にお応えを…」 没後2年「池田名誉会長」と芸能人たち
“絶対に学会が疑われてしまいますから!”
「芸能人からしても、不安定な業界で売れっ子になることができれば、“池田先生と心を合わせてきたから現実世界で勝利した”と考えてしまうんです。無名の頃からそう刷り込まれて活動してきましたから、大変な時に助けてくれた先生への恩を忘れない。“鶴”の恩返しではないですが、学会に何か貢献しなくてはと思うようになるのです」(同)
とはいえ、ひとたび脱会すれば冷淡な対応をされてしまうと長井氏が振り返る。
「今から6年ほど前、都内のお笑いライブで偶然にナイツの二人と会ったんですが、あの頃の私は盛んに学会批判の芸をしていましたからね。塙(宣之)くんからは“今、長井さんが急に事故に遭ったり暴力事件に巻き込まれたりすれば、絶対に学会が疑われてしまいますから!”“今はそういうことにならないようにしないとですね~”と、冷静な声で言われてしまった。相方の土屋(伸之)くんに至っては“仏敵”とばかりに目も合わせてくれなかったですね……」
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氷川は池田名誉会長が没して1年経った昨年11月、聖教新聞社が発行する雑誌『WORLD SEIKYO vol5』で信仰をカミングアウト。祖父母の代から学会員であることを告白し、「池田先生とは常に一緒です」と述べた。さらには、今年2月には、副芸術部長であるタレント・彦摩呂と一緒に会員向けのVTRに出演。「これからも広布のために歌い続けます」と宣言するなど、信者芸能人としての活動を活発化させている。
また、上記の岸本は、久“本”雅美、山“本”リンダと並び選挙応援に熱心なことから、学会内では「3モト」と呼ばれていたほど影響力の強い存在であったという。
ナイツはコンビともに創価大学のOBだ。今年5月、創価学会の青年部がYouTube「創価学会の日常ちゃんねる」をスタートさせた。その中でもアクセスが多かった回のひとつは、塙に密着した番組である。彼が芸能人として多忙な中、地区の支部長として懇談会に出席し、若い学会員の悩みを聞くなど信仰活動に励む姿が映し出され、話題となった。
この11月28日で創価学会は95周年を迎える。100周年まであと5年。池田名誉会長亡き後、組織の求心力を低下させないためにも、信者芸能人たちは今後、より一層活動を活発化させていくはずだ。日本随一の巨大教団であるだけに、注視が必要なのは間違いないところである。
【前編】では、久本雅美、石原さとみなどの芸能人と、創価学会との関係について明らかにしている。久本が池田名誉会長について述べた“衝撃の言葉”とは……。







