「少子化」「娯楽の多様化」だけじゃない「スーパー戦隊」シリーズ終了の裏側…そもそも「1年で買い替えるオモチャ」は時代に合わなくなったのか
「秘密戦隊ゴレンジャー」にはじまるスーパー戦隊シリーズといえば、幼少期の男の子なら誰もが通るといわれるほどの定番コンテンツであった。そんな50年続いたスーパー戦隊が、今期の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に終了すると報道された。このニュースの衝撃は大変大きく、ネット民は言うに及ばず、多くの著名人も反応した。
大のスーパー戦隊好きとして知られるタレントの中川翔子氏は、Xに「戦隊じゃないと満たせないものがあるんだ」と、悲痛な叫びをポストしていた。日本のコンテンツ産業の規模が3兆円を超えるといわれるなか、長い歴史があり、世界的にも認知度が高かったスーパー戦隊シリーズに、何が起こっているのだろうか。...

