日本人観光客ら15人が犠牲となった韓国「射撃場火災」 実は常連客だった日本の有名立てこもり事件の犯人「1週間前にも30発撃った」
釜山の繁華街で大惨事
突如湧き出した黒煙、そこから飛び出してくる日本人――。2009年11月14日、韓国・釜山の繁華街・国際市場の中心地にある「ガナダラ実弾射撃場」で痛ましい火災が起きた。日本人観光客10人と韓国人ガイド・従業員ら5人が死亡、日本人1人が重傷という大惨事である。
日韓で大きく報じられたこの火災で、実は難を逃れた人物がいた。1968年2月20日、静岡県で暴力団員2人をライフルで射殺し、寸又峡温泉の旅館で宿泊客ら13人を人質にとって籠城した金嬉老(きん・きろう)元受刑者(2010年死去)である。...
