「年賀状に美人度をアピールした写真が…」 自維連立の立役者が明かす、若き日の高市首相

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【前後編の後編/前編からの続き】

 高市早苗首相(64)率いる自民党と連立政権を発足させた日本維新の会。そのトップたる藤田文武共同代表(44)には、かねて“人生の師”として名前を挙げる人物がいる。保守派政治家に影響力を持つ林英臣氏(68)が、連立の知られざる舞台ウラを明かした。

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 前編【「高市さんと、神谷宗幣や藤田文武をつないでくれと言われ…」 藤田氏の”師匠“が明かす自維連立の知られざるウラ話】では、連立のウラで高市首相と交わした会話の内容などについて報じた。

 林氏は高市首相から電話を受けた。それは、10月10日に公明党が自民との連立を解消してから2日後のことだった。

「私は高市さんに3000字のメールを送りました。“政局に目を奪われるのではなく、世界の大局から目をそらさないことが肝要です”“日本を守るのは日本人しかいない”といった内容です」(林氏。以下同)

 すると5分後、彼女から電話が。

「開口一番“先輩、読みました!”と。“本当に励まされて、気持ちがラクになる”とも言っておられました。それから“林塾の弟子たちはすごいですね”と仰ってくださった。というのも、総裁選のときに、私の弟子たちが各地で高市さんの応援をしていたんです。それで感激しておられたのではないでしょうか」

「年賀状に美人度の高さをアピールした写真が」

 そして、松下政経塾時代の首相を回顧する。

「創設者の松下幸之助さんが面接で塾生を選んでいたのは、5期まで。だから私と彼女は、松下さんから合格をもらったという共通点があります。ただ、ひたすら学問の研究をしていた地味な私と異なり、高市さんは当時から華やかで、それまでの政経塾にはいないタイプだった。よほど忙しかったのか、塾の帰りの新幹線で、ずっと何かの原稿を手書きで執筆していたのを覚えています」

 こんな思い出もある。

「私が塾を卒業してから年賀状をもらったことがある。美人度の高さをアピールした写真に、“林先輩、お元気ですか!”という一言が添えてあった」

次ページ:「高市さんと神谷さんが連絡を取れるようにした」

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