「創価学会」が捨て身で始めた“YouTube戦略” 現役会員の本音は「良い部分ばかり映している」
「うわべだけのパフォーマンス」
一方でこんな声も。
「“学会のために頑張っているな”と好意的に受け止める人も多いですが……」
と、ある学会員。
「イメージアップのために、とってつけたようなうわべだけのパフォーマンスをしているように見えてなりません。地道に正しい行動をすることで信用を勝ち取るべきだと思います」(同)
また、別の会員も辛口評価である。
「ここまで学会のありようを紹介することは過去になかったし、この動画は友人を勧誘する際にも使いやすいと思う。でも、映しているのは良い部分ばかり。例えば学会には、定期的に地区ごとで行われる、聖教新聞などの目標部数についての協議会があります。ここで目標達成に向けてプレッシャーをかけられる、リアルな様子を公開してみてはどうかと思いますよ」
先の乙骨氏は、
「イメージ悪化を招いたネットの世界でイメージを改善して、若者を取り込みたいという目的があるのだと思います」
たしかに、原田会長は動画の中で“若者が大事”だと強調している。
「非学会員に対して理解を求めて、最終的には入会してもらいたいのと同時に、この動画は学会員にも向けられている。周囲の人に、動画で学会に対して良いイメージを抱いてもらえれば、当の会員の脱会を食い止められますから。動画は、いわば組織としての延命措置。原田会長が出演すること自体、危機感の表れだと思います」(同)
学会が手を染めた異例の試みは、溺れる者のわらか。










