名古屋主婦殺人、容疑者が同窓会で見せていた“ある変化” 「憎しみと愛着という相反する感情が、ストーカー行為に…」

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「奈美子と航平に謝らなければならない」

 一方で、いまも苦悶が消えることはないと、悟さんは声を落として言う。

「犯人が逮捕されたことは、すでに奈美子には報告しました。でも、まさか自分の知り合いが犯人だったなんて……。この点に関しては、奈美子と航平に謝らなければならないと思っています」

 安福容疑者の心の闇を解明するには、まだ時間がかかりそうである。

 前編【「いつも奥さんは人目を避けるように…」 名古屋主婦殺人、容疑者の近隣住民が抱いていた“違和感”】では、悟さんや安福容疑者の近隣住民の証言を紹介している。

週刊新潮 2025年11月13日号掲載

INCIDENT拡大版「名古屋『主婦殺人事件』26年目に逮捕された安福久美子容疑者の異様な執着心」より

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