秋田にはいまも「クマを殺すとは何ごとか!」の声が殺到…“戒厳令”状態の県民を尻目に「動物愛護」クレームの不可解
「役所もはっきり言ってお手上げの状態」
クマの出没が相次ぐ事態に対し、秋田県は決して手をこまねいてきたわけではない。これまでもクマ問題に向き合い、共存を模索し、対応してきた歴史がある。しかし、ここまで問題が深刻化してしまうと、「役所もはっきり言ってお手上げの状態」(前出のE氏)なのだろう。
クマの冬眠を機に、問題はひとまず落ち着きそうだが、それまでの間、特に11月は紅葉見物やキノコ狩りが本格化するシーズンである。どんな場所でもクマが出没するようになったが、やはり山のなかは遭遇する確率が格段に上がる。一人では山に入らないようにするなど、当面は自衛を心掛けるしかなさそうだ。
宇佐見氏はXで、「秋田県はツキノワグマという種との共存を目指していますが、人里に出て来てしまった個体に関しては残念ながら駆除するしかありません」と訴える。これがクマ対策の基本中の基本といえるが、理解してもらえない人間との戦いも展開されている状況だから、厄介である。
クマと理想的な共存の関係を築くために、どのようにしていくべきなのか。秋田県の模索は今後も続きそうである。




