秋田にはいまも「クマを殺すとは何ごとか!」の声が殺到…“戒厳令”状態の県民を尻目に「動物愛護」クレームの不可解
秋田県の“クマ問題”が深刻な状況になっている。今年度も県内のあらゆる地域でクマの出没が続いており、人身被害も各地で多発、11月3日現在3人が死亡している。事態を重く見た秋田県の鈴木健太知事は、10月27日、防衛省に対して自衛隊の派遣を要望したが、クマが冬眠するまで収束する気配はなさそうである。
一方で、行政関係者を悩ませているのは、クマの駆除に反対する過激なクレームである。依然として役所にはクレームの電話が相次ぎ、業務に支障が出ている状況だ。...

