バスは減便、クマ大暴れ… 過疎化する地方の“切り札”「コンパクトシティ構想」は実現不可能な夢物語だ

国内 社会

  • ブックマーク

 地方で起きている路線バスの大規模な廃線、参院選で争点化された「外国人問題」、そして各地で猛威をふるうクマによる人的被害…。これらに共通するキーワードが「人口減少」と「地方の過疎化」だ。国や国土交通省は地方都市の人口減少の解決策として、居住地や都市機能を特定の地域に集約させる「コンパクトシティ構想」を掲げているが、ライターの吉川祐介氏は長年「限界ニュータウン」について取材を続けてきた経験から、「都市計画によって集住を進める施策は実現不可能な夢物語」だと指摘する。...

つづきを読む