「スキンヘッドの男性から“殺してやる”と言われ…」 「東大五月祭」爆破予告騒動、当事者が語った舞台裏 「右合の衆」代表は「左寄りの発言機会ばかり多く、偏っている」

国内 政治

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ことの発端は

 今月16日、東京大学の学園祭「五月祭」で、爆破予告による異例の中止騒動が発生した。いったい、何があったのか……。当事者に取材した。

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 ことの発端は政治系サークル「右合(うごう)の衆」が「五月祭」で催す講演会に、参政党の神谷宗幣代表(48)を招いたことだった。同サークルは11日、神谷代表が学園祭初日の16日正午から3時間、東大本郷キャンパスで講演会を行うと告知していた。

 取材に当たったジャーナリストの藤倉善郎氏が言う。

「右合の衆が神谷代表の講演会を告知すると、その日のうちにXに『差別とデマのない五月祭を』というアカウントが立ち上がり、反対の論陣を張りました。SNSを中心に賛否が渦巻く中、16日を迎えることになったのです」

「スキンヘッドの男性から“殺してやる”と言われた」

「差別とデマのない五月祭を」メンバーで3年生の学生が言う。

「当日は、朝8時半に本郷キャンパスの法文1号館へ向かいました。その2階が講演会場となっていて、そこへ通じる二つの階段で座り込みを決行しました。目的は神谷代表を足止めして、本人に直接、(差別的な言動を行わないなどの)誓約書に署名を求めることでした。その後、2階に上がろうとする参政党関係者と出くわし、膠着(こうちゃく)状態に。友人はスキンヘッドの男性から“殺してやる”と言われました。憤りを感じています」

 最終的に「右合の衆」や学園祭の常任委員会に爆破予告が届いたことで、「五月祭」初日は中止されることになった。

 現在、教養学部理科二類2年生で「右合の衆」代表の山田泰氏に、講演会を企画した経緯について聞くと、

「昨年5月に日本を守り保ちたいという考えから、私が一人で団体を結成しました。メンバーは学部生と院生を合わせて25名です。神谷代表を呼んだのは、立場を超えて、政治や社会を考えるきっかけをつくりたかったから。学内では共産党関係者の講演会などは頻繁にあります。左寄りの発言機会ばかり多く、政治的バランスが偏っています。保守や右派といわれる論者も呼んでバランスを取りたかったのです」

 残念ながら学内の対立だけが深まる結果になってしまったようなのだが……。5月21日発売の「週刊新潮」では、騒動の舞台裏について、より詳しく報じる。

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