「ちっちゃいけどナイスバディの…」AKB48“最初の卒業生”が作った「長めの自己紹介」

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タイトルロゴ「書いた」

 メンバーだった当時、公演の最初に自己紹介のキャッチフレーズを考えたんですが、最初はマネージャーに「一人だけ目立とうとしないで」と言われました。私は「宇佐美友紀です」という名前だけでは、たくさんいるメンバーの中で埋もれてしまうと思ったんです。

 ですから、何か印象に残る言葉を付けた方が覚えてもらえると思って、「ちっちゃいけどナイスバディの宇佐美友紀です」というようなことを言ってみました。スタッフから「そういうの、いらないから」と言われてしまって(笑)。

 でも、数か月後には、みんながキャッチフレーズを作る方針になって、全員が長めの自己紹介をするようになりました。それが今も継承されていて、うれしい気持ちになりますね。

 最初に、AKB48の楽曲のタイトルロゴを書いたのも私なんです。「桜の花びらたち」なのですが、そのタイトルをみんなで書こうというので、スケッチブックを渡されたんです。私が見本として1ページ目に書いた文字が、そのまま採用されました。後で印刷されたものを見て気づいて、驚きましたね。

 AKB48の在籍期間はわずかでしたが、何となく活躍するとは思っていました。Mステや紅白歌合戦のような大きな舞台に立ったり、メンバーがドラマに出たりするだろうなと。ただ、グループが20年間も継続し、他の48グループに派生していくとは想像もできませんでした。

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 第2回【アナウンサー志望がなぜAKB48に? 司会応募のはずが…“最初の卒業生”が明かす運命の岐路】では、アナウンサー志望だった宇佐美さんが、AKB48のオーディションを受けるに至った経緯などを振り返っている。

宇佐美友紀
1984年、埼玉県三郷市出身。2005年にAKB48のオープニングメンバーとしてデビュー。翌06年3月に卒業、グループ最初の卒業生となった。以後、ラジオパーソナリティ、イベントMC、ナレーターとして活動。現在は、BAYFMの「MUSIC SALAD」火曜DJなどを務める。17年に結婚、19年に第一子を出産している。

デイリー新潮編集部

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