「ちっちゃいけどナイスバディの…」AKB48“最初の卒業生”が作った「長めの自己紹介」
宇佐美友紀インタビュー
アイドルグループ・AKB48の最初の卒業生で、1期生だった宇佐美友紀さん(40)。現在はラジオパーソナリティや司会業で活躍する一方、家庭を持ち、1児の母として子育てに奔走中だ。在籍期間はわずか4か月だったが、黎明期に確かな足跡を刻んだ。今年、20周年を迎えるAKB48への思いを改めて聞いた。(全5回の第1回)
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【写真】「ちっちゃいけどナイスバディ」…AKB48時代の宇佐美さん、専門の「卒アル」、成人式の貴重ショットも
AKB48を卒業して、もうずいぶん長い年月が経ちました。社会に出た当初は、生涯現役でずっとしゃべるお仕事をできればいいなという思いがあったんですが、最近はライフスタイルも変わってきました。
現在の活動は、千葉県のBAYFMの生放送が中心です。毎週火曜日のパーソナリティを担当させていただいて、11年間続けています。その他にも、イベントの司会やナレーションといった「喋る」仕事を続けています。また、地元である埼玉県三郷市のPR大使も務めさせていただいています。
プライベートでは、32歳の時に1歳上の一般男性と結婚し、幼稚園(6歳年長)の息子がいます。かつてはガムシャラに仕事に打ち込んでいましたが、今は仕事を大切にしながらも、家庭とのバランスを重視しているかんじですね。
実は、息子が最近、私の名前をインターネットで調べることがあるんです。
「(AKB48の1枚目のシングルの)『桜の花びらたち』って何?」とか聞いてくるんです。一度カラオケに行った時に(「桜の花びらたち」の)PVが流れて、息子に「これだよ」と見せたら、20年前の映像なのに、「ママじゃない?」と気づいてくれたのはうれしかったですね。
幼稚園で息子は「ママはAKBだったんだよ」と周りに言っているみたいなんですが、私としては嫌ですね(笑)。たった4か月しか在籍していなかったので、あまりAKB48のメンバーだったと胸を張って言えないんです。
ただ、AKB48が20年も続いているのを見ると、かつてのメンバーとしては、うれしい気持ちはあります。
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