離婚歴があると知って驚いた有名人は? 男女別ランキング 1位は“円満離婚の清楚系”&“ストイック独身イメージ芸人”

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上位5人は結婚期間短め

 そして堂々の1位に輝いたのは、タレントの武井壮(52)。百獣の王を自称し、様々な分野で活躍する彼だが、2004年に女性アスリートと結婚し、これも1年足らずで離婚している。男性陣の結婚期間の短さも「離婚歴があるように思えない」一因なのかもしれない。

 多くは「堅実なイメージから想像できない」(栃木県・70歳男性)、「誠実な人に見えているので、そうとは思わなかった」(大阪府・65歳男性)という声が多く、特に印象的だったのは、「結婚歴がある事がビックリ。むしろ結婚願望が強そうなイメージ」(岡山県・54歳女性)というコメント。スポーツマンとして、タレントとして、そして実業家として多方面で活躍する武井に対して、多くの人が「真摯に独身を貫いている」というイメージを持つようだ。

 今回のランキングを見ると、「離婚していたことが意外」という驚きには、いくつかのパターンがあることがわかる。

 1つは「結婚していたこと自体を知らなかった」というケース。芸能人とはいえ、プライベートの情報をあまり表に出さない人も多い。ましてや「一般人との結婚」となると、さらに話題にあがりづらいものだ。一瞬、話題になってすぐ忘れてしまうことも多いだろう。

 もう1つは「清楚・家庭的なイメージと離婚が結びつかない」というケース。原田知世のように、長年にわたって築き上げてきたイメージが、離婚という言葉と相容れないと感じる人が多かった。冒頭のディーンも「既婚男子」や「いいパパ」のイメージで売ってきた故の驚きがあったのだろう。

 そして3つ目は「独身のイメージが強すぎる」というケース。満島ひかりやGACKTのように、結婚というライフイベントとは無縁に見える芸能人も存在する。男性上位陣のように「短期間で終わってしまった結婚」も独身イメージに関わるのかもしれない。

 芸能人の私生活は、時にファンのイメージを裏切ることがある。しかしそれは決して悪いことではない。完璧に見える人にも人間らしい悩みがあり、浮世離れして見える人にも普通の人生があった──そんな発見は、むしろ彼らをより身近な存在にしてくれるのかもしれない。

取材・文/木原みぎわ
ライター。AERA dot.、集英社オンライン、週刊女性PRIMEほか、紙媒体などで執筆。書籍プロデュース、編集、執筆も手掛けている。

デイリー新潮編集部

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