キムタクでも裕次郎でもない…70歳以上のマダム200人が選んだ「推し芸能人」1位は今季ドラマ主演の意外な俳優
どうする?GOする!
5位は俳優の竹野内豊(54歳)。「いつまでも若々しいけど渋さもある。『あんぱん』のおじさんの役ははまっていた」(大阪府・70歳)という声が象徴的だ。
1990年代、『ビーチボーイズ』で一躍人気を博した竹野内。あれから四半世紀以上が経った今も、その魅力は色褪せない。「人柄の良さそうな嫌みのない感じが、とても私のタイプです」(東京都・74歳)、「年齢を重ねて、コミカルな演技など面白みが増した」(埼玉県・72歳)といったコメントからは、年を重ねることで深みを増した俳優としての魅力が伝わってくる。
若い頃の二枚目から、人生の酸いも甘いも知った大人の男性へ。その変化こそが、竹野内の最大の魅力なのかもしれない。
中性的な4位 男性的な3位
4位には俳優の吉沢亮(31歳)がランクイン。「基本、面喰いではありませんが、あの美形には言葉を無くします」(新潟県・71歳)という率直なコメントが印象的だ。
「ビジュアルがよく、演技面も素晴らしい!」(東京都・70歳)、「朝ドラの時から好きになりました。すごくイケメンですね!」(北海道・71歳)──NHK連続テレビ小説『なつぞら』での好演をきっかけに、シニア世代にもファンが急増。今期の『ばけばけ』にも出演中だ。6位の横浜流星とのW主演映画『国宝』は、かなりの長編作品ながら、特にシニア女性たちが何度も鑑賞していることでも話題となった。美しい容姿だけでなく、演技力も兼ね備えた吉沢に、年齢を問わず多くの女性が魅了されている。
ベスト3に入ったのは、故・石原裕次郎さん(享年52)。「過去の人だけれども素敵だった」(兵庫県・76歳)という言葉に、今も心に残り続ける存在であることが表れている。
「声が甘く魅力的」(兵庫県・71歳)、「『太陽にほえろ!』のボスの役がはまり役でとてもかっこよかった」(神奈川県・75歳)──当時としては日本人離れした178センチの高身長と堂々たる演技……昭和を代表する大スターは、2024年の今もなお、70代女性たちの心の中で輝き続けている。
特に印象的だったのは、「恋愛トラブルなどくだらない噂も特になく、最後まで、病と闘う姿と夫婦の仲睦まじさが、記憶に残っている。とてもすてきな俳優さんだった」(神奈川県・75歳)というコメント。スターとしての輝きだけでなく、一人の人間としての生き方が、多くの女性の記憶に刻まれているのだろう。
[2/3ページ]




